2022年12月17日土曜日

協同企画展『Power of Art from SETOUCHI』展示作品紹介 その1

11/612/21開催の協同企画展『Power of Art from SETOUCHI』より、展示作品の紹介をしていきたいと思います
お気に入りの作品を見つけて、ぜひ実物を楽しみにご来館ください✨


まずはこちら。

西田幸司『協同企画展 Power of Art from SETOUCHI チラシ・ポスター・看板』(本展フライヤーデザイン)
倉敷・今治間の瀬戸内海をかたどった内外に、本展の出品作品が配置され、アートの力で繋がる世界観が表現されています。




そして館内は、第1展示室の作品からご紹介します。


●児島慎太郎『サントリーニ』(油画)
独特の色彩とタッチで描かれた、穏やかな印象の風景画です。他2点の静物画とともに、本展の最初を彩っています。




●松居邦明『block』(ミクストメディア)
正面から見るとカクカクした不思議な画面に見えますが、左右それぞれ、斜めから見ると……?
同じ技法を使用した松居氏の作品は、他にも6点展示中です。

正面

左から

右から


●吉岡英樹『セルライト』(鉛筆画)
5枚の紙面を間の空白がつなぎ、一つの作品になっています。
「閉じ込めておいた物を解き放つ時が来た。内側に溜まった世界を…新たなる世界へ。」(倉敷芸術科学大学芸術学部HP 卒業制作より)




林万奈美『Return』(ミクストメディア)
作者が着目した「死して骨に変わり、自然の一部に溶け込んで生まれ変わる」という死生観が、刷った紙をキャンバスに貼り付けるコラージュ技法で表現されています。




●宇都宮知憲『あか が消え、あお が消え、透明な灰色が残るばかり』(油画)
本展でもっとも大きなこの作品は、4枚のパネルをつなげて画面を形成しています。宇都宮氏の作品は、他2点展示中です。

第一展示室 内壁



●田丸稔『叙事詩の男と馬』(彫刻)
男性の人体と馬の頭部を組み合わせ構成された作品で、彫刻ならではの量塊感と存在感があります。田丸氏の作品は、同タイトルがもう1点のほか、女性像3点も展示中です。




今回は以上。
次は、第二展示室の展示作品をご紹介します😍