2021年6月27日日曜日

館蔵品展「wonder アートを楽しもう」が始まりました!

 皆さま、こんにちは🌻

玉川近代美術館では6月26日(土)から館蔵品展「wonder アートを楽しもう」が始まりました!

この展覧会は、アートの様々な見方や楽しみ方をご紹介するものです。

本来、アートは自由に楽しむものなので、正しい見方や答えはありませんが、新たなアートの見方や楽しみ方につながれば嬉しく思います。

では早速、展示室の様子をご紹介~(。・ω・)ノ




アートを気軽に楽しんでいただくために、クイズ形式であったり、想像してもらったりと、様々なしかけをご用意しています。

この夏は玉川近代美術館で楽しく、涼しく、アートに親しんでいただけましたら幸いです。

学芸員F

2021年5月15日土曜日

「#おうちでバリミュ」 徳生忠常氏ものがたり②


この言葉は徳生忠常氏の日頃の信条です。

「お金は社会の預かりもの。たまたま私が預かっているが、何時かどこかへお返しせねばならない。」

ふるさとを愛し、故郷の発展を願った徳生さんは、長年の努力で築き上げた多額の私財を玉川町へ寄附されされました。


今も玉川町に残る徳生さんの貢献についてご紹介します。

※玉川町保健センターは現在、「玉川サイコープラザ」となりNPO法人玉川サイコーにより管理・運営されています。

昭和60年7月 玉川総合公園建設資金を寄附

建設当時の玉川総合公園


「徳生ひろば」と名付けられた公園内の石碑

この時、公園内に徳生さんの銅像を建てたいとの町の申し出に対し、何事にも謙虚な徳生さんは固辞されましたが、何とかして謝辞を表したい町の意向により「徳生ひろば」と名付けられました。「そこまで気を使っていただいて有難うございます」と徳生さんも頭を下げられたそうです。


昭和61年4月 玉川近代美術館の建設へ

玉川近代美術館の用地、建築資金、絵画作品、その他一切の資金を寄附。

「殺伐とした世相を良い社会にするには、体を鍛えるスポーツと、心を耕す何かがいる。それならば前者は総合公園で、後者は美術館としたい。」

徳生さんのこうした想いから美術館の建設へと動き出しました。


昭和61年12月3日 玉川近代美術館開館

開館当時の美術館

開館セレモニー

美術館の設計は松本莞氏が担当しました。松本氏は、玉川近代美術館のコレクションの軸の一つである洋画家・松本竣介の次男で、竣介が少年時代に目指した建築士になられ、当館の設計に携わってくださいました。

2階展示室が空中に浮かんでいるようなデザインは、当時多くの建築家から注目を受けました。また、休憩コーナーにある大きな窓は、『窓から見える景色も1枚の絵画のように』とのコンセプトで、開館から35年経った現在も、四季折々の美しい自然を楽しませてくれています。

1階展示室








2階から1階を見た様子









休憩コーナーから見た桜(2021.4)

徳生さんの長年にわたる多大なふるさとへの貢献に対して、ご家族の同意について尋ねると、「私たち夫婦はあと何年生きるかしれないが、その間は何とか食べていくことはできる。子ども達も親のおかげで学校へも行かせてもらい、今は社会人として成人できた。親の夢が叶えられるならそれで良い。そんなに言って賛同してくれるから心配は無用です。」と答えられました。

開館セレモニーのテープカット後、息子さんから当時の玉川町長へかけられた言葉は「親父の念願を叶えて頂きありがとうございました。」というものでした。

徳生忠常さんのふるさとへの貢献はご本人の高い志はもとより、それを理解し、陰で支えたご家族の協力があったからこそ、成しえた行為であったといえます。

開館当時(35年前)の美術館


現在の美術館

開館当時(35年前)の美術館(側面)

現在の美術館(側面)

開館当時と比べてみると、美術館側面の楠(くすのき)も驚くほど立派に成長しています。当館は、近代洋画のコレクションが主体であり、年4回ほどの館蔵品展や年1、2回の企画展を開催しています。この楠のように、地域にどっしりと根をおろし、停滞するのではなく、変わりゆく時代のなかで美術館も変化や革新をとげつつ、変わらずいつでも気軽に立ち寄れて、ひとときの癒しを感じていただける存在であれたら幸いです。

今治市玉川近代美術館(徳生記念館)は、「ふるさとに文化の土壌を」、「芸術で豊かな心を」と願った創立者  故・徳生忠常氏の意志を継ぎ、身近に本物の芸術に親しむことのできる美術館としてこれからも努めてまいります。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、現在は臨時休館しております。また皆さまに美術館に足をお運びいただけることを楽しみに、これから先の展覧会の準備を行っております。ぜひ、臨時休館開けには玉川近代美術館にお越しください。6月20日(日)まで館蔵品展「新人画会とその時代」を開催中です。


学芸員F

2021年5月4日火曜日

「#おうちでバリミュ」 徳生忠常氏ものがたり①

 玉川近代美術館は今年の123日 開館35周年を迎えます!🎊




ところで、皆さまは当館の正式名称をご存じでしょうか?

当館は「今治市玉川近代美術館(徳生記念館)です!

正式名称には創立者である故・徳生忠常氏のお名前をいただいています。

当館は今治市(旧玉川町)出身の実業家であった徳生氏が、故郷に文化の土壌をとの想いから、全資金を提供し「心温まる名画の美術館」として昭和61年(1986年)12月3日に開館。所蔵作品の多くも徳生さんの寄贈によるものです。


そこで開館35周年を記念して、あらためて創立者がどのような人だったのか、どのような想いで美術館を建てられたのかを、このブログでご紹介していきたいと思います。


まずはじめに略歴をご紹介します。



明治34年生まれの徳生さん、今年は奇しくも生誕120年の年でもあります。


当時は、農家の長男に生まれたら家を継ぐことがまだ当たり前の時代でしたが、生来 体が丈夫ではなかったこともあり商売の道へと進みました。

戦争中は一時帰郷、ふるさと九和村のために貢献され、徳生さんを称えた碑は現在も鍋地地区の入り口にあります。

東京で大成功を収めましたが、何事にも謙虚な徳生さんは、一度も社長という高座に就くことはなく、専務取締役という立場で社業を取り仕切りました。


そして、ふるさとを大切に想い続け、65歳で商売から退かれた後は、様々なかたちで玉川町のために尽くされました。

次回は今も玉川町に残る、徳生さんのふるさとへの貢献をご紹介しつつ、美術館建設に至る経緯や想いについてご紹介いたします。


当館のブログは学芸員Fが担当しております


2021年4月2日金曜日

桜の開花情報🌸 Vol.4

美術館の桜も満開を迎え、ちらほらと散り始めました。
駐車場には桜の絨毯が…
今週末も美しい桜🌸の景色がご覧いただけると思います。




裏の土手を対岸から撮影しました📷


玉川近代美術館では、現在 館蔵品展「新人画会とその時代」を開催中です。
「新人画会」は、太平洋戦争中の1943年、若手洋画家たちによって結成された
グループです。
今展では、メンバー8名のうち当館が所蔵する5名(麻生三郎、糸園和三郎、井上
長三郎、松本竣介、鶴岡政男)の作品と、その時代に活動した画家たちについて
コレクションのなかからご紹介しています。
そのほか、ピカソやシャガールといった海外作家の作品も展示しています。
桜🌸とともに、お楽しみください(*^^*)


お出かけの際は、感染防止対策(手洗い、マスク着用、アルコール消毒等)を

徹底したうえで、○家族・友人・職場の同僚など、日頃会っている身近な範囲で、

○大人数、長時間を避ける、○体調不良の方は参加を控える、○適度な距離を保つ、

○飲食する場合は大皿は避け、食器は個別に用意し使いまわしをしないなど、

十分な注意を行ってください😌


                                                                   

玉川近代美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来館に際しては

次のことにご協力をお願いします。

 ★咳や発熱などの症状がある方は、観覧、施設利用をご遠慮ください。

 ★受付での手の消毒、咳エチケット(マスクの着用など)を心掛けてください。

 ★密閉・密集・密接の状況にならないよう、各自で注意して施設を利用するよう

  お願いします。

 ★海外から帰国し、帰国してから2週間を経過していないお客様につきましては、

  来館を自粛するようお願いいたします。

美術館職員によるドアノブや手すりの消毒など、感染防止対策も行っております。

                                                                   




2021年3月27日土曜日

桜の開花情報🌸 Vol.3

 おはようございます!

今治市は本日も良いお天気です。

桜の開花情報🌸 Vol.2をお届けしたのは24日でしたが、ここ2日程

暖かい日が続いた結果、桜がいっせいに開花しました❗

七~八分咲きの玉美の桜をご紹介します🌸

展示室内の休憩コーナーから

“窓から見える景色も一枚の絵画のように”

駐車場の桜はほぼ満開です🌸


  裏の斜面は七~八部咲きですが、あっという間にここまで花開きました👀❗


愛媛県内でも各地で桜が見ごろを迎え、連日ニュースでも取り上げられていますが、

同じく新型コロナウイルス感染の急拡大も伝えられています。

お出かけの際は、感染防止対策(手洗い、マスク着用、アルコール消毒等)を

徹底したうえで、○家族・友人・職場の同僚など、日頃会っている身近な範囲で、

○大人数、長時間を避ける、○体調不良の方は参加を控える、○適度な距離を保つ、

○飲食する場合は大皿は避け、食器は個別に用意し使いまわしをしないなど、

十分な注意を行ってください😌


                                                                   

玉川近代美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来館に際しては

次のことにご協力をお願いします。

 ★咳や発熱などの症状がある方は、観覧、施設利用をご遠慮ください。

 ★受付での手の消毒、咳エチケット(マスクの着用など)を心掛けてください。

 ★密閉・密集・密接の状況にならないよう、各自で注意して施設を利用するよう

  お願いします。

 ★海外から帰国し、帰国してから2週間を経過していないお客様につきましては、

  来館を自粛するようお願いいたします。

美術館職員によるドアノブや手すりの消毒など、感染防止対策も行っております。

                                                                   



2021年3月24日水曜日

桜の開花情報🌸 Vol.2

皆さま、こんにちは

日中は暖かい日が続き、玉美の桜も徐々に花開いてきました🌸

1番早く咲き始めた駐車場の桜は、七分咲きくらい👀💕

美術館の庭から見える桜は、まだ二分といったところ…

裏の斜面も満開まではまだかかりそうです🌸

前回ご紹介した頃はまだ緑色の固い蕾が目立ちましたが、ピンクに色づきふくらんで、
いくつかは咲き始めています🌸

引き続き、桜の開花情報をブログでお知らせしていきます😊


2021年3月19日金曜日

桜の開花情報🌸 Vol.1

 玉川近代美術館の建物裏手の土手沿いには桜の木があり、開花を
毎年楽しみにしています。

先週の展示替え期間に、職員が桜が咲いているのを見つけました🌸
それから少しづつ、開花した木が増えてきましてが、駐車場の左端
にある木以外は、まだまだこれから咲き始めるところです。

左端の木が他より一足早く咲き始めました


蕾が色づき、少しふくらんできました


美術館の展示室にある休憩コーナーの窓からも桜が見え、満開に
なると、とても綺麗です。
昨年の桜の様子はこちら⇩

今年もきれいに咲いてくれることを願っています!
今後も開花情報をお届けしていきますので、お楽しみに~😄