10月もはや、20日を過ぎすっかり秋らしくなってきましたね。
玉川近代美術館では、現在、秋の企画展
「しまなみが結ぶ美の架け橋ー吉田卓と二科展の画家たちー」を
開催いたしております。
美術館入口の看板です。 |
散逸した悲運の画家です。
この企画展では、故郷福山市のふくやま美術館より作品をお借りし、知られざる画家
吉田卓の画業を中心に多数の作品をご紹介しています。
12月14日(日)まで 開催いたしておりますので、ぜひ、お越しくださいね。
それから、もう一つ忘れてならないのが、
こくほう いよのくに ならはらやまきょうづかしゅつどひん
国宝 伊予国奈良原山経塚出土品一括 が秋の一般公開中だということ。
春の一般公開のときにもご紹介しましたが、
この出土品は、1934(昭和9)年に、玉川町楢原山山頂の奈良原山神社境内で
雨乞い祈祷のため清掃中、偶然発見された経塚からの出土品です。
1937(昭和12)年「国宝保存法」により国宝に指定され、1950(昭和31)年に
再度「国宝」に指定されました。
銅宝塔や銅経筒、扇やみごとな装飾が施された鏡など、種類が豊富で状態が
よかったことなどから、出土品は一括で国宝に指定されています。
銅宝塔 |
ただ、これらは、保存のために公開期間が決められていて、一年間のうち
春と秋の約60日間となっています。
今年の公開は、11月3日(月/祝)まで です。
残り少なくなってきています。
貴重な国宝をご覧になりに、ぜひ玉川近代美術館へお越しください。
心よりお待ちいたしておりますヽ(〃´∀`〃)ノ