2014年10月22日水曜日

国宝秋の一般公開中です。

みなさんこんにちは。

10月もはや、20日を過ぎすっかり秋らしくなってきましたね。

玉川近代美術館では、現在、秋の企画展
「しまなみが結ぶ美の架け橋ー吉田卓と二科展の画家たちー」
開催いたしております。

美術館入口の看板です。
吉田卓は、二科賞を受賞し今後の活躍が期待される中、急逝。戦火で作品の多くが
散逸した悲運の画家です。
この企画展では、故郷福山市のふくやま美術館より作品をお借りし、知られざる画家
吉田卓の画業を中心に多数の作品をご紹介しています。




12月14日(日)まで 開催いたしておりますので、ぜひ、お越しくださいね。


それから、もう一つ忘れてならないのが、
こくほう  いよのくに ならはらやまきょうづかしゅつどひん
国宝 伊予国奈良原山経塚出土品一括 が秋の一般公開中だということ。

春の一般公開のときにもご紹介しましたが、
この出土品は、1934(昭和9)年に、玉川町楢原山山頂の奈良原山神社境内で
雨乞い祈祷のため清掃中、偶然発見された経塚からの出土品です。

 
  1937(昭和12)年「国宝保存法」により国宝に指定され、1950(昭和31)年に
再度「国宝」に指定されました。

銅宝塔や銅経筒、扇やみごとな装飾が施された鏡など、種類が豊富で状態が
よかったことなどから、出土品は一括で国宝に指定されています。


銅宝塔

ただ、これらは、保存のために公開期間が決められていて、一年間のうち
春と秋の約60日間となっています。

今年の公開は、11月3日(月/祝)まで です。
残り少なくなってきています。

貴重な国宝をご覧になりに、ぜひ玉川近代美術館へお越しください。

心よりお待ちいたしておりますヽ(〃´∀`〃)ノ