玉川“近代美術館”に“国宝”があるワケ💡

皆様こんにちは😊

寒風に散りつつある玉美の桜ですが、その寒さのおかげか、遠目にはまだもう少し楽しめそうです🌸

風が吹くたび、花びらがヒラヒラ舞っています🌸

さてそんな本日は、ただいま桜と並んでお客様のお目当ての一つとなっている国宝について、よく頂戴するご質問にお答えしたいと思います。

そのご質問とは……

「なぜ“近代美術館”に国宝が？🤔」というもの。

実のところ、これはとても簡単な理由。

設立当時(1986年)の玉川町内では、当館こそ最新の設備をもった文化施設だったからです。

当館は、故 徳生忠常氏の「故郷に文化の土壌を」との思いのもと創設されました。

地域で出土した国宝も、もちろん地域文化の象徴。

所有者である奈良原神社様や地域の方々のご意向もあり、当館内に特別展示室を設け、国宝一括をお預かりすることとなったのでした。 

国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」一括が出土した楢原山は、天気のいい日には、当館からも眺めることができます。

こちらが楢原山です！

ご来館の際は、ぜひ松山方面の高縄山系を見上げてみてください。

今治市内最高峰の頂と、裾野に広がる玉川の里を眺め、この地の歴史に思いをはせてみるのも面白いですよ😊

🌸国宝「伊予国奈良原山経塚出土品」　春の一般公開

　期　間：4/6(土)～5/6(月・祝)

　場　所：玉川近代美術館　1F 特別展示室

※特別展示室内は撮影禁止です。ご注意ください。