2023年1月13日金曜日

コレクション展「線の美」を開催中です!

玉川近代美術館では、コレクション展「線の美」を開催しています。

今展では、コレクションのなかから素描を中心に、油彩や水彩、版画など様々なジャンルの”線”に注目してご紹介しています。

◆会 期:令和5年1月4日(水)~令和5年3月12日(日)






今展では、今治市出身の若手作家・山田彩加氏の作品を展示中です✨
山田氏については、愛媛新聞の大型コラム「道標」の執筆者として発表されたばかりなので、ご存知のかたも多いのではないでしょうか😍
当館では2019年の企画展を機に、3点の作品を収蔵しています。




生物間における形態の類似性に感銘を受け、「命の繋がり」をコンセプトに制作を行う山田氏の作品は、緻密で繊細な線に満ちています。
その美しさはまさに「線の美」ということで、騎士の横顔を描いた作品《夢Ⅲ―ある騎士の憂鬱》(2015)は、今展のポスターにも使用しています。


山田彩加《夢Ⅲ―ある騎士の憂鬱》


また、日本画の大家・横山大観に師事した、今治出身画家の大智勝観(1882~1958年)による屏風絵《若竹》もひさびさに登場🎍✨
華やかな金色を背景に、のびのびと瑞々しい生命力を感じる若竹は、新年を飾るのにふさわしい縁起物です。ぜひ間近でご覧ください。


大智勝観《若竹》



皆様のご来館をお待ちしております😊


※美術館と国道317号線との間にある広い空き地は私有地です。通り抜け・駐車等によるトラブルに、当館は責任を負えませんのでご了承ください。
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