2021年11月27日土曜日

「今治市在宅介護者のつどい(陸地部)」が開催されました!

 11月26日(金)に、寝たきりや認知症の高齢者を介護されている方を対象とし、介護方法や介護予防、介護者の健康づくりの知識や技術を習得し、さらに日頃の介護疲れを癒してリフレッシュを図ることを目的として「今治市在宅介護者のつどい(陸地部)」が開催されました。

この事業は、今治市から、今治市社会福祉協議会が委託されて行われたもので、会場のひとつに玉川文化交流館(玉川近代美術館併設)が使用されました。

午前中は玉川文化交流館で、ライアー奏者 まかな瑠音さんと共演 NALUさんの演奏や、つどい場だんだん 代表 保持さんによるお話がありました。

会場には河北康佑さん(今治市出身)の絵も展示されていました😊

河北さんの絵画「青い金魚」をもとに、まかなさんが作られた曲も演奏されました。やさしいライアーの音色、素敵な歌声、アートとミュージックが融合した空間で癒しのひとときを過ごせたことと思います。

つどい場だんだん 代表の保持さんは飾らない言葉で、ご自身の介護体験、どういった想いで「つどい場 だんだん」を立ち上げられたのか、どのような活動をされているのかなどお話してくださいました。

午後からは、玉川近代美術館の見学(学芸員の解説付き)や、鈍川の紅葉散策、玉川福祉センター内での相談・交流コーナーや、入浴剤&シトラスリボンづくりなどを体験されました。

内容の濃い1日で、体力的には疲れた~という方もいらっしゃいましたが、皆さん笑顔で楽しそうにされていて、良いリフレッシュになったのではないかと思います。

美術館は、普段の生活から少し離れて、静かな時間を過ごせる場所です。身近な非日常の空間として、これからもお気軽にお越しいただければ嬉しいです。

学芸員F