玉川近代美術館では、ただいま今治市主催の展覧会「丹下健三と隈研吾 東京大会1964/2020の建築家 パリから今治へ―凱旋帰国展―」を開催しています。
今治で少年期を過ごした世界的建築家・丹下健三と、丹下に影響を受け、同じく世界的建築家として活躍を続ける隈研吾。
2人の建築家の軌跡を、モノクロ写真と建築模型でたどる本展覧会は、2024年にパリで開催された展覧会の凱旋帰国展です。
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手前は丹下健三設計の「愛媛信用金庫今治支店」模型。 |
パリからの凱旋帰国展ですが、当館で開催するにあたって、今治市内や愛媛県内にある丹下・隈両氏の建築模型数点とその解説が加わっています。
前述の「愛媛信用金庫今治支店」や「愛媛県県民文化会館」など、今治市民や愛媛県民の皆様にとっては見覚えのある建物の、なかなか見られない側面・背面・上面を見る事もできますよ☺
また、丹下健三が友人へピカソの画集を贈ったエピソードから、当館所蔵のピカソ作品3点や同時代にパリで活躍した画家の作品も、美術館2階に展示しております。
日本が世界に誇る建築家たちの軌跡を、ぜひ玉川近代美術館でご覧ください。
●「丹下健三と隈研吾 東京大会1964/2020の建築家 パリから今治へ―凱旋帰国展―」
会 期:2025年8月2日(土)~2025年9月28日(日)
会 場:玉川近代美術館
観覧料:無料
駐車場:無料10台(隣接する玉川福祉センター駐車場もご利用いただけます)