今回は”たらい”と”洗濯板”のお話です。
なつかしの昭和レトロ展で展示しています |
昭和25年頃まで、井戸のまわりや川の近くに”たらい”と”洗濯板”を置き
たらいの中に水をはり、洗濯板を使って汚れを落とし、洗濯をしていました。
洗濯板は洗濯ものの水気を絞るときにも使われました。
洗濯板で洗濯をすることで、汚れを目で確認しながら洗うので
石鹸や水を無駄に使うことなく洗濯ができていました。
ただし、全て手作業で洗濯をしていたので重労働でした。
また、洗濯物をその日に乾かすために朝早くから洗濯をする必要がありました。
現代では、洗濯機に洗濯ものを入れ、洗剤を入れボタンを押せば全自動で
「洗い」「すすぎ」「脱水」まで洗濯機が洗濯をしてくれます。
文明の利器に感謝。
企画展「なつかしの昭和レトロ展」は
平成28年6月19日(日)まで開催いたしております。
【観覧料】 一般 500円 学生 250円
※高校生以下または18歳未満は無料
※高齢者(65歳以上)・団体(20名様以上)は2割引
※障害者手帳をお持ちの方およびその介助者1名様は無料(要手帳提示)