日に日に暑さも強まり、夏はすぐそこにやってきていますね。
夏に出現するハエさん。
現代では、1プッシュするだけで虫を退治させることができますが、
昭和時代は、蝿捕瓶(ハエトリビン)が活躍しました。
6畳1間に置いてありますので探してみてくださいね |
~蝿捕瓶~
丸いガラス瓶で、底は内側に向かって持ち上がり
真ん中は口が開いており、三つ足がついています。
上から見た様子 |
底側は、こんな感じになってます |
蝿捕瓶の内側に水や塩水を入れ、上部にある口に栓をします。
小皿にハエの好物を入れ、小皿の上に蝿捕瓶を置き、人が通ったりすると
ハエが驚き瓶の中に入り、中に入れた水の中で力尽きる...という仕組みになっています。
ハエの習性を上手く利用し、捕獲していたのですね。
この隙間からハエが入っていきます |
さかな屋さんでは蝿捕瓶の底の中央に魚のアラを置いておき、
魚のアラにハエがたくさん集まってきて、より多くのハエを捕獲していたとか。
少年たちは、蝿捕瓶を上下逆さまにし川底へ沈め中にエサを入れ、
ハヤ(ウグイ)を捕って遊んでいたそうです。
企画展「なつかしの昭和レトロ展」は
平成28年6月19日(日)まで開催いたしております。
昭和の世界へタイムスリップしませんか。
【観覧料】 一般 500円 学生 250円
※高校生以下または18歳未満は無料
※高齢者(65歳以上)・団体(20名様以上)は2割引
※障害者手帳をお持ちの方およびその介助者1名様は無料(要手帳提示)