日に日に夏らしさと梅雨が近づいてくるようなお天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか😊
当館では5/14(火)より、館蔵品企画展「光と影/モノクローム」を開催中です✨
今回の館蔵品企画展では、光と影をどのように捉えて表現しているのか、また黒の表現に注目して所蔵作品を紹介しています。
第1展示室では、写真造形作家・鈴鹿芳康氏によるピンホール写真を阿波和紙に表現した作品と、館蔵品のなかから、光と影の捉え方に注目した油彩画を主に展示しています。
鈴鹿芳康氏は京都芸術大学の名誉教授で、2019年に当館の所在地と同じ今治市玉川町に移住されました。
2020年に当館で個展「WIND MANDALA」を開催した作家ですので、皆様のなかにはご記憶に新しい方もおられるのではないでしょうか✨
今展では当館に収蔵されたピンホール写真と並べて、長年、鈴鹿氏が取り組んでいる「再生」をテーマにしたプロジェクトの作品も展示しています。
第2展示室では、画家の国籍、描かれた年代、制作技法などを問わず、白と黒のモノクロームで表現された作品を展示しています。
モノクロームの作品にもみられる、光と影の表現もあわせてお楽しみください。
また第2展示室の内壁では、齋藤カオル氏が1982年から制作した作品によるテーマ展示「現代の源氏物語」も行っています。
NHK大河ドラマで話題の「源氏物語」の一端を、現代の版画作品でぜひご堪能ください。
●館蔵品企画展「光と影/モノクローム」
会 場:今治市玉川近代美術館
会 期:令和6年5月14日(火)~7月24日(水)