現在開催中の企画展「WIND MANDALA」鈴鹿芳康個展の関連展示
「写真とは一期一会の写心なり」前期は本日で終了いたします。
本展は、ピンホール写真以外の写真造形作家としての活動を関連展示としてご紹介
するもので、1975年のアメリカ留学から続けてこられたセルフポートレイト作品と
ピンホール写真を撮影する旅での「縁」から生まれた作品を中心に展示しました。
展示作品の一部をご紹介いたします。
留学時代に撮影したセルフポートレイトの1枚 異国の地で自身を見定めようとする試みであり、 写真日記としてドキュメンタリーの意味を持っていた。 |
セルフポートレイトは創作の原点となり、 今となってはライフワークでもある。 生きている限り、自分自身を見つめる目はとまることもなく、 セルフポートレイトは、続いていく。 |
出会った人をポラロイドで撮影し、 その人が立っていた場所の土を絵具として 一期一会のスピリットを表現。 帰国する前には額縁以外は全て仕上がっている。 |
SAMSARA ―サンサーラ― サンサーラとはサンスクリット語で「輪廻」を意味する。 ピンホール写真を撮影する合間で海岸線に打ち寄せられた漂流物を 拾い上げてきたモノとの関りで生まれたインスタレーション作品 |
陰陽マークの流木と珊瑚の中にも、 拾った場所と緯度や経度が記された「こより」の付いた漂着物が配置 |