2016年11月26日土曜日

ワークショップ ”本格的に”浮世絵を摺る!

「”本格的”に浮世絵を摺る!」 ワークショップが開催されました。

講師の先生に木版画道場 タイラコウ氏をお招きし、
参加者のみなさまは、本格的な浮世絵の摺り体験をされました。


今回、摺り体験をしたのは葛飾北斎の名所絵 富嶽三十六景 「凱風快晴」。


”ぼかし摺り”の技法をタイラコウ先生に、ご指導いただきながら摺っていきます。

みなさん、初めての体験にドキドキ。
タイラコウ先生のサポートを受け、慎重に摺り進めていきました。

版木に「見当」といわれる、紙を当てる目印がついています。
色を重ねるごとに、紙を見当に合わせ摺り重ねていくのですが
少しでも見当を誤ると色がはみ出し、ズレが生じてしまういます。
※「見当をつける」の語源は浮世絵版画の目印が語源と言われるそうです。



葛飾北斎 「凱風快晴」

今回ワークショップに参加された方の作品です

ぼかし摺りも含め、6回摺り合わせ、完成しました。


 
 
参加者の方からは
「初めての経験でしたが、とても楽しかったです。また技法についても色々と勉強になりました。」
「本格的で優しくわかりやすく教えて頂き楽しかったです。美しい作品になりました。」
などの感想をいただきました。
 
 
丁寧にご指導いただきました、タイラコウ先生 本当にありがとうございました!!
 
ワークショップにご参加いただきました皆さま ありがとうございました。
貴重な体験ができて良かったですね♪